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塗料選びで損しない!アパートの外壁塗装におけるシリコン塗料の耐久性とは【津市の大規模修繕】

「アパートの外壁塗装を考えているけれど、どの塗料を選べばいいのか分からない…」
そんな悩みを抱えていませんか?

アパートの外壁塗装は、入居率や建物の寿命、さらにはオーナー様の資産価値に直結する大切なメンテナンスです。中でも「シリコン塗料」は、コストと耐久性のバランスが良く、近年多くのオーナーから支持を集めています。しかし、「本当に長持ちするの?」「もっと良い塗料はないの?」といった疑問もあるのが正直なところでしょう。

本記事では、アパート外壁塗装を検討中のオーナー様に向けて、「シリコン塗料の耐久性」や「他塗料との違い」「選び方のポイント」などを、わかりやすく丁寧に解説します。塗料選びで損をしないための情報を、実例や比較を交えながらお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

※アパートの外壁塗装で活用する塗料の種類について詳しく知りたい方は『アパートの外壁塗装で活用する塗料ついて大規模修繕店が徹底解説』をぜひご覧ください。

 

なぜアパートの外壁塗装が重要なのか

なぜアパートの外壁塗装が重要なのか

アパートを所有するオーナー様にとって、外壁塗装は単なる美観の回復だけではありません。建物の寿命を延ばし、空室リスクを減らし、結果として収益を安定させるための重要な投資です。特に築年数が経過した物件では、見た目の印象が入居率に大きく影響するため、定期的な外壁メンテナンスが欠かせません。

この章では、外壁塗装の本来の役割や、それを怠った場合にどのようなリスクがあるのか、さらに塗料選びがコストや将来的なメンテナンスにどう関わるのかを詳しく解説していきます。

 

外壁塗装の役割とは?

外壁塗装には、単に建物を美しく保つだけでなく、機能的にも非常に重要な役割があります。特にアパートのように多くの入居者が生活する建物では、見た目の印象や安全性、耐久性といった要素が経営にも直結します。

まず第一に、建物の劣化を防ぐという点が挙げられます。外壁は常に紫外線や雨風にさらされており、塗膜が劣化すると壁材そのものがダメージを受けやすくなります。防水性が失われることで、雨水が内部に侵入し、構造部分の腐食やカビの発生といった深刻なトラブルに繋がる恐れがあります。

次に、入居者への印象アップという視点も重要です。外観がきれいなアパートは、それだけで「管理が行き届いている」「住みやすそう」といった良いイメージを与えることができ、内見時の第一印象を大きく左右します。これは空室対策としても非常に効果的です。

そして、資産価値の維持にもつながります。定期的にメンテナンスが施された物件は、査定評価が下がりにくく、将来的な売却時にも有利になる傾向があります。

このように、外壁塗装はアパート経営において「見た目・安全・価値」の3つを守るために欠かせない施策なのです。

 

アパートオーナーが外壁塗装を怠るリスク

外壁塗装を先延ばしにしてしまうアパートオーナーも少なくありません。しかし、適切なタイミングでのメンテナンスを怠ると、結果的に大きな出費や経営リスクにつながる可能性があります。

まず大きなリスクは、雨漏りやひび割れ(クラック)などの深刻な劣化です。外壁の塗膜は、紫外線や風雨から建物を守る“バリア”のような存在ですが、経年劣化によりその機能が失われてしまいます。塗装が剥がれたり、チョーキング(粉状化)が発生したりする状態を放置すれば、外壁材の内部まで水が浸入し、構造体そのものにダメージを与えることになります。

さらに、修繕費用が高額化するという問題もあります。軽度な劣化であれば塗装だけで対応できますが、放置期間が長くなればなるほど、外壁の張り替えや下地補修といった大がかりな工事が必要になり、費用は数十万円単位で増えることも珍しくありません。

加えて、外観の劣化は空室リスクを高める要因にもなります。外壁が汚れていたり、ヒビが入っていたりするアパートは、見た目の印象が悪く、内見者に敬遠されがちです。「築年数が古い=管理が行き届いていない」と判断されてしまえば、他物件との競争で不利になり、家賃を下げざるを得ないケースもあります。

このように、外壁塗装を怠ることで起こるリスクは、見た目以上に深刻です。建物の寿命と収益性を守るためにも、計画的なメンテナンスが欠かせません。

 

塗料選びが将来のコストを左右する

外壁塗装において、どの塗料を選ぶかは単なる「色や種類」の問題ではありません。実はこの選択が、10年先のメンテナンスコストや修繕サイクルに大きく影響するのです。

たとえば、初期費用が安価なウレタン塗料は、塗装工事の総額を抑えることができます。しかし、耐用年数は約5〜8年程度と短く、早期の再塗装が必要になる可能性があります。一方、シリコン塗料はウレタンよりやや費用は上がるものの、耐久年数は10〜15年と長く、長期的にはメンテナンス回数が減るため、結果的に費用を抑えられるケースが多いのです。

さらに、塗料の性能が外壁の劣化スピードを左右するため、安価な塗料を選んだことで雨漏りやひび割れが早く起きてしまうといったトラブルに発展することもあります。つまり、目先の価格だけで塗料を決めてしまうと、将来的には「安物買いの銭失い」になるリスクもあるのです。

塗料選びは、単なる工事の一部ではなく、建物の寿命と収益性を守るための“投資判断”だと言えるでしょう。費用と耐久性のバランスを見極め、自身のアパートにとって最適な塗料を選ぶことが、将来のトータルコスト削減につながります。

 

シリコン塗料とは?特徴と他塗料との比較

シリコン塗料とは?特徴と他塗料との比較

アパートの外壁塗装に使用される塗料には、いくつかの種類がありますが、その中でも特に人気が高いのが「シリコン塗料」です。ウレタン塗料やフッ素塗料、無機塗料と比べて価格と性能のバランスが良く、多くの塗装業者が「コストパフォーマンスに優れる塗料」として推奨しています。

しかし、「なぜシリコン塗料が選ばれるのか?」「他の塗料との違いは?」といった疑問を持つオーナー様も多いのではないでしょうか。

この章では、シリコン塗料の基本的な性能や、他塗料との違い、そしてアパートに適した塗料選びの考え方についてわかりやすく解説していきます。塗料ごとの特徴を比較することで、納得感のある選択ができるようになるはずです。

 

シリコン塗料の基本的な性能

シリコン塗料は、外壁塗装で使われる塗料の中でも最もバランスの取れた性能を持つ塗料として知られています。その最大の特長は、耐久性・コスト・美観の三拍子が揃っているという点です。

まず、耐久年数はおおよそ10〜15年が目安とされており、これはウレタン塗料よりも長く、フッ素塗料よりはやや短いレンジに位置します。中価格帯でありながらこの耐久性を持っていることが、シリコン塗料が広く選ばれている理由のひとつです。

また、耐候性(紫外線や雨風への強さ)や防汚性にも優れており、塗膜が劣化しにくいため、外壁の美しさを長く保ちやすいという利点もあります。特にアパートのように見た目の印象が空室率に影響を与える建物においては、この美観維持の効果は大きな武器となります。

さらに、撥水性やカビ・藻の発生を防ぐ性質もあるため、湿気の多い地域でも安心して使用できます。塗料の種類にもよりますが、弾性タイプ(ひび割れに追従する性質)のシリコン塗料を選べば、細かなひび割れへの対応力も向上します。

一方で、フッ素塗料や無機塗料と比べると、性能面ではやや劣る部分もありますが、その分価格が抑えられるため、コストパフォーマンスを重視するアパートオーナーにとっては最適な選択肢になり得ます。

 

他の塗料との違い(ウレタン・フッ素・無機)

シリコン塗料を選ぶ際に気になるのが、「他の塗料と比べて何が違うのか?」という点です。ここでは、代表的な3種類の塗料(ウレタン・フッ素・無機)とシリコン塗料の違いをわかりやすく比較してみましょう。

まず、ウレタン塗料は最も低価格で導入しやすい塗料として知られています。ただし、耐久年数は5〜8年程度と短く、頻繁な塗り替えが必要になるのがデメリットです。初期費用を抑えたい場合には選択肢になりますが、長期的に見るとコストがかさむケースも多いです。

一方、フッ素塗料は耐久性に優れており、15〜20年と長寿命です。紫外線に対する強さや汚れにくさも非常に高く、メンテナンスの手間が大幅に減るという利点があります。ただし、その分価格が高く、アパートの外壁全体に使用する場合は初期費用が高額になるため、予算に余裕があるオーナー向けです。

さらに、無機塗料は現時点で最も高性能とされており、20年以上の耐久性を持つものもあります。カビ・藻にも非常に強く、超低汚染性や耐熱性を備えた塗料もありますが、非常に高価で、戸建てよりも大型物件や公共施設などに使われることが多いのが現状です。

それに対し、シリコン塗料は“中間グレード”に位置する万能型の塗料です。価格はウレタンよりやや高く、フッ素や無機よりは大幅に安い。耐久年数10〜15年と、価格と性能のバランスが取れているため、多くのアパートオーナーにとって「ちょうど良い」選択となっています。

 

どんなアパートにシリコン塗料が最適?

シリコン塗料はバランス型の塗料として多くの物件に適していますが、特に効果を発揮するのは築年数が10〜20年程度の中規模アパートです。この時期の物件は、初回または2回目の外壁塗装が必要なタイミングであり、「今後10年程度は安心して運用したい」と考えるオーナーに最適です。

また、外壁材がサイディングやモルタルなど、一般的な建材であれば、シリコン塗料は問題なく施工できます。撥水性や防汚性にも優れているため、都市部の排気ガスが多いエリアや、風雨にさらされやすい地域でも比較的汚れにくく、美観を保ちやすいのが魅力です。

さらに、将来的に建て替えや売却の予定があるオーナーにもおすすめです。フッ素や無機のように20年の耐久性を求めるほどではないものの、「次の10年を快適に維持したい」というニーズにはぴったり。コストを抑えつつも、ある程度の耐久性と外観の美しさを求める方には、まさに“ちょうどいい”選択となります。

一方で、海沿いの地域や高湿度エリアなど、特殊な環境条件があるアパートでは、より高耐久な塗料を検討した方が良いケースもあります。そのため、シリコン塗料が「万能」と考えるのではなく、物件の立地や状態に応じて最適な塗料を選ぶことが大切です。

 

アパートにシリコン塗料を使うメリット・デメリット

アパートにシリコン塗料を使うメリット・デメリット

シリコン塗料は価格と性能のバランスに優れ、多くのアパートで採用されている塗料ですが、すべてのケースに万能というわけではありません。どんな塗料にもメリットがあれば、当然デメリットもあります。

アパートの外壁塗装は、一度施工すれば10年近くその状態が続くため、塗料選びは慎重に行うべきです。「とりあえず定番だから」という理由で選んでしまうと、後々後悔してしまうことも。

ここでは、シリコン塗料の長所・短所を客観的に整理しながら、選ぶ前にチェックすべきポイントも解説していきます。

 

メリット|コスパの良さと施工のしやすさ

シリコン塗料がアパートの外壁塗装で広く選ばれている最大の理由は、コストパフォーマンスの高さにあります。初期費用はウレタン塗料よりやや高いものの、耐久年数が約10〜15年と長いため、長期的に見れば塗り替えの回数が減り、結果的にトータルコストを抑えられるというメリットがあります。

また、多くの塗装業者が取り扱い・施工に慣れている点も魅力です。市場に出回っている種類が豊富で、選択肢が多いため、目的や予算に合わせた最適な製品を選びやすくなっています。製品によっては、遮熱機能や防汚性能が強化された高機能タイプもあり、性能に応じたグレード選びが可能です。

さらに、カラーのバリエーションが豊富で、デザイン性を重視したいアパートにも対応できるのも特長のひとつです。外観の印象を刷新し、入居希望者に好印象を与えることができれば、空室対策にも効果が期待できます。

このように、シリコン塗料は「予算を抑えつつ、一定の品質と耐久性を確保したい」というアパートオーナーにとって、非常に現実的で優秀な選択肢です。

 

デメリット|環境や下地によっては適さないケースも

シリコン塗料は多くの現場で使われている万能型の塗料ですが、すべてのアパートに最適というわけではありません。施工する環境や外壁の状態によっては、別の塗料を検討したほうがよい場合もあります。

まず注意したいのが、塩害や高湿度の影響を受けやすい地域です。例えば、海沿いや多湿な地域では、外壁が塩分や湿気にさらされることで、塗膜の劣化が早まるリスクがあります。シリコン塗料にも耐候性はありますが、こうした過酷な環境下ではより耐久性の高いフッ素塗料や無機塗料の方が安心とされるケースもあります。

また、外壁の下地状態によっては、密着不良を起こすことも。特に旧塗膜が著しく劣化していたり、適切な下地処理がされていない場合には、シリコン塗料を塗っても早期に剥がれてしまう恐れがあります。どんなに高性能な塗料でも、下地処理が不十分であれば本来の力を発揮できません。

さらに、塗料の種類が多いために、製品ごとの性能差が大きいという点も見落とせません。価格だけを見て安価なシリコン塗料を選ぶと、実際にはグレードが低く、ウレタン塗料並みの耐久性しかないというケースもあります。製品選びでは、塗料のメーカーやスペック、実績のある業者の提案を参考にすることが大切です。

 

後悔しないためのチェックポイント

シリコン塗料を選ぶ際には、「とりあえず人気だから」と安易に決めてしまうのではなく、いくつかの重要なポイントを事前に確認することが大切です。これにより、施工後のトラブルや「思っていたのと違う…」という後悔を防ぐことができます。

まず最も重要なのは、塗料の「グレード」と「メーカー」を確認することです。同じシリコン塗料でも、メーカーによって成分や性能に差があります。例えば、大手メーカーの製品であれば、実績や耐用年数のデータが明確で、安心して使用できます。一方で、安価なノーブランド塗料では、数年で劣化が始まるケースも少なくありません。

次に確認すべきは、施工を担当する業者の信頼性です。いくら優れた塗料を使っても、下地処理や塗布の技術が不十分であれば、十分な耐久性を発揮できません。過去の施工実績や口コミ、保証内容などをチェックし、「しっかりと説明してくれるか」「契約内容に透明性があるか」といった点にも注目しましょう。

また、保証の有無とその内容も見逃せないポイントです。シリコン塗料の場合、保証期間は5〜10年程度が一般的ですが、保証内容に「塗膜の剥がれ」「色あせ」など、どこまで対応してくれるのかを確認することで、万が一の際にも安心できます。

最後に、自分のアパートの状況に合った提案をしてくれるかどうかも重要です。一律のパッケージではなく、築年数・立地・外壁材の状態をふまえて最適な塗料と施工プランを提案してくれる業者こそ、信頼できるパートナーと言えるでしょう。

適切なチェックを行うことで、塗装後も安心してアパート経営を続けられるはずです。

 

まとめ~津市でアパート・マンションの外壁塗装のことなら

津市でアパート・マンションの外壁塗装のことならリペイント匠

本記事では、アパートの外壁塗装におけるシリコン塗料の耐久性とその選び方について詳しくお伝えしました。

シリコン塗料は、価格と耐久性のバランスに優れた“コスパの良い塗料”として、アパートオーナーから高く評価されています。耐久年数の目安は10〜15年と長く、施工実績も豊富なことから、初めての外壁塗装にも安心して選べる選択肢と言えるでしょう。

ただし、塗料の性能を最大限に活かすためには、下地処理の丁寧さや、塗料のグレード選び、業者の信頼性といった要素も非常に重要です。選び方を間違えてしまうと、思わぬトラブルや早期劣化につながるリスクもあります。

これから外壁塗装を検討するアパートオーナーの方は、ぜひ今回の内容を参考に、建物の状況や将来の運用計画に合った塗料選びを進めてください。適切な塗装は、入居率や資産価値の維持にもつながる、賢い経営判断となります。

疑問や質問などございましたら、『株式会社リペイント匠 大規模修繕事業部(TEL0120-770-760 営業時間8:00〜20:00)』までお気軽にお問合せしてください。

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