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マンションの外壁にサビが出たら?見逃すと危険な3つの理由と対処法を松阪市の大規模修繕店が完全解説

マンションの外壁に、茶色いシミのようなサビを見つけて不安になったことはありませんか?「これは一時的な汚れかもしれない」「そのうち直すから大丈夫だろう」と思って放置してしまう方も多いかもしれません。しかし、そのサビ、実は建物全体の劣化を示す重大なサインかもしれません。

外壁のサビは、ただの見た目の問題にとどまらず、建物の耐久性や安全性、さらには将来的な修繕費にも大きな影響を及ぼします。特にマンションのような共同住宅では、問題が発覚したときにはすでに深刻な状態に進行していることも少なくありません。

この記事では、マンション外壁にサビが発生する原因や放置するリスク、そして具体的な対処法までを、管理組合の方やマンションオーナーに向けて分かりやすく解説します。

 

※マンションの外壁が劣化するとどうなるのか、さまざまなトラブル事例や対策について詳しく知りたい方は『マンションの外壁が劣化するとどうなる?トラブル事例と対策を松阪市の大規模修繕店が完全解説』をご覧ください。

 

マンション外壁にサビが発生する原因とは?

マンション外壁にサビが発生する原因とは?

外壁にサビが浮き出ているのを見つけたとき、「一体なぜ、こんな場所にサビが?」と疑問に感じたことはありませんか?鉄や金属の部材がむき出しでなくても、実はマンションの外壁にはさまざまな形で金属が使用されており、それが経年劣化や環境的な要因でサビを引き起こします。

ここでは、マンションの外壁にサビが発生する代表的な原因について、わかりやすく解説します。

 

サビが発生する主な要因

マンションの外壁にサビが発生する原因は、主に「金属の劣化」と「環境的要因」の2つに大別されます。

まず、外壁に使われている金属部材——たとえば手すり、笠木(かさぎ)、パネルの下地などは、雨風や湿気に常にさらされています。これらの金属は、塗装や防錆処理が施されていても、経年劣化や施工時の処理不足によって、徐々に腐食が進行します。

さらに、都市部では排気ガスや大気中の化学物質、海の近くでは塩分を含んだ潮風などがサビを促進させます。とくに鉄やスチールなどの素材は、水分と酸素があるだけで酸化(サビ)が始まりやすく、こうした外的環境が拍車をかけるのです。

また、外壁のひび割れや防水層の劣化から雨水が内部に侵入し、見えない部分で金属部材が錆びてしまうケースもあります。このように、サビは自然に発生するのではなく、さまざまな要因が重なって徐々に進行していくのです。

 

サビの初期症状と進行のメカニズム

サビの初期症状は、外壁表面に現れる茶色や赤茶色のシミのような変色です。一見、ただの汚れのように見えることもあり、気付かずに放置してしまうことがあります。しかし、この段階ですでに金属部分では酸化反応が始まっており、放置することで症状は確実に進行します。

時間の経過とともに、サビは塗装の内部やコンクリートの隙間にまで広がり、金属部材を内側から腐食させます。特に鉄筋コンクリート構造の場合、鉄筋がサビによって膨張すると、それに伴ってコンクリートが割れる「爆裂(ばくれつ)」と呼ばれる現象が発生します。この状態になると、見た目の問題にとどまらず、建物の構造や安全性にまで深刻な影響を及ぼします。

また、外壁の塗膜が浮いたり、剥がれたりしている箇所も、内部でサビが進行しているサインです。こうした症状を見逃さず、早めに対処することが、修繕費用を抑え、建物の寿命を延ばすために不可欠です。

 

放置するとどうなる?

外壁のサビを「ただの見た目の問題」と軽視して放置すると、思わぬ深刻な事態を招く恐れがあります。サビは金属の腐食が進行している状態であり、表面だけの問題では済まされません。

まず、美観の悪化は避けられません。外壁にサビが広がると、マンション全体の印象が古びたものとなり、資産価値の低下を招きます。入居者や購入希望者の印象にも大きく影響し、空室リスクや売却時の価格にまで影響することもあります。

さらに、構造的な問題へと発展することもあります。たとえば鉄筋がサビで膨張すると、周囲のコンクリートを内側から破壊してしまう「爆裂現象」が起こります。これにより、外壁の剥離や落下事故の危険性が高まります。実際、外壁材の落下による事故やトラブルは、全国的にも報告されており、住民の安全にも関わる重要な問題です。

このように、サビを放置すると「修繕費用の増加」「建物寿命の短縮」「住民への危険」といった複数のリスクを抱えることになります。早期発見と対応が、マンション管理における最大の防御策です。

 

サビを見逃すと危険な3つの理由

サビを見逃すと危険な3つの理由

マンションの外壁に発生したサビを「たいしたことない」と軽く考えていると、後々大きな損失を招くことになりかねません。実際、サビの進行を放置した結果、予想外のトラブルに発展したケースは少なくありません。

ここでは、外壁のサビを放置することで生じる重大なリスクについて、3つの観点から具体的に解説していきます。建物の安全性や資産価値、そして住民の生活環境を守るためにも、今一度サビの恐ろしさを正しく理解しておきましょう。

 

建物の劣化が急速に進む

外壁のサビは、建物の劣化が進行しているサインです。特にマンションのような鉄筋コンクリート構造では、サビが発生するとその影響が建物全体に波及しやすくなります。

サビによって金属部材が腐食すると、強度が低下し、外壁材や手すり、笠木などの取り付け部が緩んだり、破損したりすることがあります。さらに鉄筋部分のサビが進行すれば、内部で膨張し、周囲のコンクリートを押し割る「爆裂(ばくれつ)」が発生することもあり、構造そのものにダメージを与えかねません。

一見、小さなサビであっても、放置すればするほど劣化のスピードは加速していきます。見た目では判断できない部分で腐食が進み、気付いたときには広範囲に及ぶ深刻な被害になっている可能性もあるのです。

 

修繕費が跳ね上がるリスク

外壁のサビを放置してしまった場合、最も現実的で避けたい問題のひとつが「修繕費の増大」です。初期段階であれば、簡易的な補修や部分的な塗装の再施工で済むことが多く、数万円〜十数万円程度で対応できるケースもあります。

しかし、サビが広範囲に広がってしまうと、補修の対象も広がり、足場の設置や外壁全体の塗り替え、大規模な防水工事などが必要になることもあります。こうした工事は、数十万円どころか、建物の規模によっては数百万円単位の出費になることも珍しくありません。

さらに、劣化が進行して鉄筋の腐食やコンクリートの爆裂が発生した場合には、構造補強工事が必要となるため、工期も長期化し、その分費用も膨らんでいきます。

このように、サビを「まだ大丈夫」と先送りにしてしまうと、将来的に莫大な費用が発生するリスクがあります。適切なタイミングで点検・補修を行うことが、結果的に大きなコスト削減につながるのです。

 

住民・入居者への悪影響

外壁のサビは、単に建物の問題にとどまらず、そこに住む人々の生活にもさまざまな悪影響を及ぼします。最も懸念されるのは、安全性の低下です。サビによって金属部材の強度が損なわれると、手すりが外れたり、外壁材が剥がれて落下するなど、重大な事故を引き起こす可能性があります。

こうしたトラブルは、住民の不安感を高め、管理体制への不信感にもつながります。マンションの管理会社やオーナーにとっては、クレームの増加や信頼低下といった間接的なリスクも無視できません。

また、外観の劣化によって「この物件は管理が行き届いていない」という印象を与えると、入居希望者が敬遠する要因となり、空室率の上昇や家賃の下落といった経済的損失にもつながります。サビの発生は、建物の内外にわたって多方面に悪影響を及ぼすため、早急な対応が求められるのです。

 

サビを防ぐ・対処するための方法

サビを防ぐ・対処するための方法

外壁のサビは自然に消えることはなく、放置すれば確実に悪化していきます。しかし、日頃からの予防と早期の対応によって、サビの発生を最小限に抑えることは十分可能です。

ここでは、マンションの管理者やオーナーが実践できる「予防策」と「対処法」について具体的に紹介します。すでにサビが見られる場合はもちろん、今後のトラブルを未然に防ぐためにも、ぜひ参考にしてください。

 

定期的な点検とメンテナンスの重要性

外壁のサビを防ぐために、最も効果的で確実なのが「定期的な点検」と「適切なメンテナンス」です。どんなに優れた塗装や防錆処理が施されていても、時間の経過とともに劣化は避けられません。そのため、定期的なチェックが建物を長持ちさせる鍵になります。

点検の頻度としては、少なくとも年1回は専門業者による外壁調査を行うことが望ましいとされています。また、大規模修繕のタイミングに合わせて、重点的な調査を実施するのも効果的です。特に、金属製の手すりや笠木、雨水が集中しやすい箇所などは、サビが発生しやすいため重点的に確認しましょう。

点検時には、塗膜の剥がれや変色、小さなヒビ割れなどのサインを見逃さず、早めの対処を心がけることが大切です。定期的に点検を行い、必要に応じて補修や再塗装を行うことで、建物全体の寿命を延ばし、結果的に大規模な修繕費用を抑えることにもつながります。

 

自分でできる初期対処法

外壁のサビが軽度なものであれば、管理者やオーナー自身でも応急処置が可能な場合があります。特に、サビの範囲が狭く、深く浸透していない初期段階であれば、手軽な道具と材料で対処できるのが特徴です。

まずは、ワイヤーブラシやサンドペーパーなどを使って、サビ部分を丁寧にこすり落とします。これを「ケレン作業」といい、サビの除去において基本となる工程です。ケレンのあとは、サビ止め効果のあるプライマー(下塗り剤)を塗布し、その上から塗装を行うことで、再発を防ぐことができます。

ただし、応急処置であっても、使用する材料や方法を誤ると、逆にサビを悪化させることもあります。また、表面上はきれいに見えても、内部でサビが進行しているケースもあるため、少しでも不安を感じる場合は、無理をせず専門業者に相談することが大切です。

自己判断で無理に作業を進めず、あくまで「軽度なサビへの一時対応」にとどめることが、安全で効果的な管理につながります。

 

専門業者に依頼する際のポイント

外壁のサビが広範囲に広がっていたり、進行具合が深刻であったりする場合は、自己対処ではなく、専門の業者に依頼するのが最善です。ただし、業者選びを誤ると、かえってトラブルや無駄な出費につながることもあるため、慎重な選定が求められます。

まず確認すべきなのは、その業者が「外壁のサビ補修に関する施工実績を持っているかどうか」です。ウェブサイトや見積書、パンフレットなどで、過去の施工事例が掲載されているかをチェックしましょう。写真付きでビフォーアフターが確認できると安心です。

また、見積もりを1社だけに絞らず、必ず複数社に依頼して内容を比較検討することも大切です。同じ作業内容でも金額に大きな差が出ることがあるため、価格だけでなく「工法」「使用する塗料の種類」「保証期間」なども注目ポイントです。

そして、担当者の説明が丁寧でわかりやすいかどうかも信頼性の重要な指標です。不明点を質問した際に誠実に対応してくれるか、見積もりに納得できる根拠があるかを確認し、安心して任せられる業者を選ぶようにしましょう。

 

まとめ~松阪市でマンションの外壁のことなら

松阪市でマンションの外壁のことならリペイント匠 大規模修繕部

本記事では「マンションの外壁にサビが出たら?見逃すと危険な3つの理由と対処法」について詳しくお伝えしました。

マンションの外壁に現れるサビは、見た目の問題にとどまらず、建物の耐久性や安全性、さらには資産価値にまで影響を及ぼす重大なサインです。放置すれば、劣化のスピードが加速し、修繕費用が膨れ上がるだけでなく、住民への安全リスクや空室率の上昇といった悪影響も招きかねません。

しかし、定期的な点検や初期対応、そして必要に応じた専門業者への依頼を通じて、サビのリスクを最小限に抑えることは可能です。早めの判断と行動が、建物を長く健全に保ち、住民にとっても安心して暮らせる環境を維持することにつながります。

もし今、少しでも外壁の異変が気になるようであれば、まずは信頼できる業者に相談してみることをおすすめします。小さなサビが、将来の大きな損失につながらないよう、今こそ対策を講じるべきタイミングです。

疑問や質問などございましたら、『株式会社リペイント匠 大規模修繕事業部(TEL0120-770-760 営業時間8:00~20:00)』までお気軽にお問合せしてください。

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