三重県津市の大規模修繕は「リペイント匠 大規模修繕事業部」へ

アパートのシロアリ予防~特徴や侵入経路、チェックポイント、外壁塗装の有効性について徹底解説

アパート経営における管理で、もっとも注意すべき点のひとつに『シロアリ』の存在があります。

 

床下などに発生したシロアリは、おびただしい数にまで繁殖し、あっという間に木材を食い荒らしてしまい、建物を損傷させてしまいます。

 

また、賃貸アパートのシロアリ被害は木造住宅だけでなく、鉄筋コンクリート造や軽量鉄骨造でも報告されているため、十分注意して予防に努めることが大切です。

 

そこでここでは、アパートのシロアリ対策について、外壁塗装の有効性なども踏まえて、三重県津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市のアパート・マンション大規模修繕専門店が詳しくお伝えしていきます。

 

 

シロアリとは?特徴や生態、原因、侵入経路について

アパート シロアリ

シロアリは『アリ』とはいうもののゴキブリの仲間であり、アリとはまったく別の昆虫です。世界中に2,000種類以上生息すると言われており、日本では、ヤマトシロアリとイエシロアリがよく見られます。

 

シロアリは木材を食べる害虫で、家屋やその他の木造建築物に大きな被害を与えることがあります

 

ここでは、シロアリとはどういう生き物なのか、またどのような特徴を持っているのか、アパート管理の観点からご紹介いたしましょう。

 

シロアリとは?特徴や生態について

シロアリは、巣を地中や木の中に作っており、巣の中には数万匹から数百万匹のシロアリが生息しています。

 

日本では、北海道を除く全国に生息していますので、全国のほとんどでシロアリの発生を意識してアパート管理しなければならないと言えます。

 

シロアリは湿度が高く、暗い場所を好むため、床下や基礎部分はシロアリが発生しやすい場所であると言えます。特に、床下が湿っている場合や、基礎に亀裂がある場合には、そこからシロアリが侵入しやすくなります。

 

シロアリの主食は枯死した植物ですが、木材を食べるため、木製の建材や家具まで餌となってしまうケースがあります。

 

木造アパートを構成している材木はもちろんなのですが、木材が湿っている場合や、木材が地面と直接接触している場合には、シロアリが発生しやすくなります。

 

湿度が高く、暗い場所を好むため、床下や基礎部分はシロアリが発生しやすい場所です。特に、床下が湿っている場合や、基礎に亀裂がある場合はシロアリが侵入しやすくなります。

 

気温によって活動量に差は生じてくるものの、冬眠はせず一年中活動します。光や風を嫌うため、木材の内部に巣を作ったり、土で蟻道(シロアリの通り道)を作って移動したりします。

 

シロアリ発生の原因

シロアリが発生しやすい原因はいくつかありますが、主なものは次のとおりです。

 

■木材の存在

シロアリは木材を食べますので、木材がなければシロアリは発生しません。家屋やその他の木造建築物には、シロアリの餌となる木材が豊富に存在しています。

 

■水分

シロアリには水分が必要です。水分がなければ、シロアリは繁殖できません。家屋やその他の木造建築物は、雨水や地面からの水分によって、常に湿っている状態にあります。

 

■温度

シロアリは温度が必要です。温度が低すぎると、シロアリは活動できません。家屋やその他の木造建築物は、通常、シロアリが活動できる温度に保たれています。

 

■日陰

シロアリは日光を嫌います。日光が当たると、シロアリは活動できません。家屋やその他の木造建築物は、通常、日陰になっている場所にあります。

 

これらの条件がすべて揃うと、シロアリが発生しやすくなります。

 

シロアリのアパートへの侵入経路

アパート シロアリ

シロアリは、土中や木材の中に巣を作って生活しています。家屋に侵入するときは、これらの巣から蟻道を作って侵入します。シロアリの蟻道は非常に細くて見つけにくいため、シロアリの侵入に気づかないことがあります。

 

シロアリが家屋に侵入する経路は、次のとおりです。

 

■床下からの侵入

床下は、暗く、湿気があり、日当たりが悪いため、シロアリが侵入しやすい場所です。シロアリは床下の隙間や配管のまわりから侵入します。

 

■外壁からの侵入

外壁にひび割れが生じていると、その箇所から雨水が浸入し、内部の湿度が高くなってしまいます。シロアリは水分が多い場所を好むため、外壁はシロアリが侵入しやすい場所となってしまいます。シロアリは外壁のひび割れや配管のまわりから侵入します。

 

■基礎部分からの侵入

シロアリは、住宅の基礎部分から侵入することがあります。 基礎は地面と接しているため、地震やその他の原因でひび割れが生じると、その箇所から浸入するのです。シロアリは木材だけではなく、コンクリートも好んで食べる傾向にあります。

 

シロアリが発生する可能性のある場所には、定期的に点検を行い、シロアリの巣がないか確認することが大切です。シロアリの巣を見つけた場合は、すぐに専門業者に駆除してもらいましょう。

 

シロアリは床下だけではなく外壁に発生することも

アパート シロアリ

シロアリは床下だけでなく外壁にも発生することがあります。特に、外壁が木材で作られている場合や、外壁にひび割れがある場合はシロアリが侵入しやすくなります。

 

シロアリは木材を食べる生物で、湿度が高く暗い場所を好むため、外壁の裏側や隙間など、湿度が高く暗い場所に発生しやすいです。

 

外壁は木材がよく使われており、ひび割れなどが生じると内部の湿度が高くなってしまう傾向にあります。シロアリは湿気や木材の多い場所を好むため、床下だけではなく外壁もシロアリが発生しやすい場所であると言えるのです。

 

外壁内部はシロアリの好む、日陰になっているのも発生しやすい要因となります。

 

また、基礎部分にひび割れが生じている場合や、外壁の近くに木材の屑や枝がある場合も、シロアリが侵入しやすくなります。

 

 

アパートのシロアリ予防~大家さんができるチェックポイント

アパート シロアリ

シロアリは、木材を食べて生きる昆虫です。家屋に侵入して被害を与えることがあるため、シロアリ予防は大切です。

 

シロアリ予防のチェックポイントはいくつかありますが、その中でも特に重要なのが、次の3つです。

 

  • 土に触れる物に気を付ける
  • 水漏れ・雨漏りのチェック
  • 換気口前に障害物がないか

 

それぞれのポイントについて、詳しくご紹介しましょう。

 

土に触れる物に気を付ける

アパート シロアリ

シロアリは木材を食べる昆虫で、建物の構造に大きな損害をもたらす可能性があります。

 

シロアリが木材に到達するための一般的な経路は土壌です。シロアリは通常、地下から上昇してきて建物の木材部分に到達します。そのため、土に触れる物には特別な注意を払う必要があります。

 

以下に、シロアリ予防に関する具体的なチェックポイントをいくつか挙げてみましょう。

 

①家の周囲の清掃

家の周りに木材や枯れ葉、ゴミなどが散乱していると、シロアリが住むための環境ができてしまいます。これらのものは定期的に清掃することが重要です。

 

②木材の接地

土壌に直接接触する木材は、シロアリの侵入を容易にします。家の柱や補強材、デッキなどは、可能な限り土壌から離して設置するべきです。

 

③土壌と家の外壁との距離

土壌と外壁の間には十分なスペースを確保し、外壁が直接土壌に接触しないようにすることも重要です。このスペースがあることで、シロアリの侵入経路を阻止できます。

 

④植木の管理

家の近くにある木々や植木は、シロアリの侵入を助ける可能性があります。特に、木々の枝が家に接触している場合、シロアリはその枝を通って家に侵入することができます。

 

これらのポイントを心に留めておくことで、シロアリによる損害を予防することが可能となります。

 

水漏れ・雨漏りのチェック

アパート シロアリ

水漏れや雨漏りのチェックは、シロアリ予防において大きな役割を果たします。

 

シロアリは湿度が高い場所を好み、水漏れや雨漏りによって湿った状態が続くと、そのエリアはシロアリにとって魅力的な環境となるからです。

 

以下に、水漏れや雨漏りをチェックする上でのポイントをいくつか挙げてみましょう。

 

①定期的な点検

家の各部分を定期的に点検し、水漏れや湿度が高い場所がないか確認します。特に、パイプや水道、屋根、窓枠などは水漏れが起こりやすい場所です。

 

②適切な換気と排水

家の湿度を適切に管理することが重要です。浴室や台所などは特に湿度が高くなりやすいため、適切な換気と排水を確保することが必要です。

 

③雨漏りの修理

雨漏りが発見された場合は、早急に修理を行います。雨漏りによって湿った木材は、シロアリにとって理想的な食糧源となります。

 

④適切な防水処理

建物の屋根や壁、地下室などは適切な防水処理が必要です。防水処理が不十分な場所は、雨水や地下水によって湿度が上昇し、シロアリの侵入を促す可能性があります。

 

具体的には、

 

  • 床下や屋根裏を点検する
  • 壁や天井にシミやカビがないか確認する
  • 水道管や屋根の状態を確認する
  • 雨どいや排水溝の状態を確認する

 

これらのポイントを注意深くチェックすることで、シロアリにとって不適な環境を維持し、侵入や繁殖を防ぐことができます。

 

換気口前に障害物がないか

アパート シロアリ

換気口は建物内の空気の循環を促進し、湿度を低下させるために非常に重要です。

 

湿度が高い環境はシロアリにとって魅力的なため、適切な換気はシロアリの侵入と繁殖を防ぐための重要な予防策となります。

 

しかし、換気口が障害物によってブロックされていると、換気の効果が大幅に低下します。その結果、建物内部の湿度が高くなり、シロアリにとって好ましい環境が形成される可能性があります。

 

以下に、換気口に関するチェックポイントを挙げてみましょう。

 

①換気口の確認

定期的に換気口を確認し、障害物がないかをチェックします。また、換気口自体が破損していないかも確認します。

 

②障害物の除去

換気口前に物を置かないようにします。植物や植木、家具、物置などが換気口を覆ってしまうと、換気の効果が阻害されます。

 

③換気口の保護

換気口を通じてシロアリが侵入する可能性もあるため、換気口には適切な保護措置が必要です。シロアリが侵入できないようなメッシュやグリルを設置することを検討します。

 

換気口の障害物を見つけた場合は、すぐに取り除いてください。取り除かないと、シロアリが発生するだけでなく、カビやダニが発生する可能性もあります。

 

 

アパートのシロアリ予防には定期的な外壁塗装がおすすめ

アパート シロアリ

定期的な外壁塗装はシロアリ予防において重要な役割を果たします。外壁の健康状態を保つだけでなく、シロアリの早期発見、予防策の実施を可能にするため、家全体のメンテナンス計画の一部として検討すべきです。

 

シロアリ予防における外壁塗装の重要性は、以下のような3つの理由があります。

 

①外壁の防水性を高める

アパート シロアリ

外壁塗装は建物を雨や湿気から保護し、防水性を高める役割を果たします。湿った状態が続くと、そのエリアはシロアリにとって魅力的な環境となります。

 

防水性の高い塗装を施すことで、木材が湿気によって劣化し、シロアリの餌になるリスクを軽減することができます。

 

②シロアリのチェックができる

アパート シロアリ

定期的な外壁塗装の際には、建物の外壁やその他の部分を詳細にチェックする機会があります。

 

これにより、初期段階でシロアリの存在やダメージを発見することが可能となります。早期発見は、問題の修復費用を大幅に抑えることができます。

 

③シロアリ消毒・外壁塗装を同時に取り組む専門業者も多い

アパート シロアリ

アパート専門の修繕業者の中には、外壁塗装と同時にシロアリの消毒も提供するところが多くあります。

 

専門的な知識と技術を持つ業者によるシロアリ対策は、予防にとって大いに有益であり、さらに家の維持管理における一石二鳥の効果をもたらします。

 

 

まとめ

シロアリは、アパートに大きな被害を与える恐れのある害虫であるため、シロアリ予防のための情報について、詳しくご紹介しました。

 

シロアリは土の中に生息しています。そのため、家屋の基礎や柱、床下など、土に触れている場所はシロアリの侵入経路となります。

 

また、シロアリは湿った木材を好んで食べます。そのため、家屋に水漏れや雨漏りがあると、シロアリが発生する可能性が高くなります。

 

そのようなシロアリの習性を理解しながら、予防に努めるようにし、また定期的に外壁塗装に取り組んでおくことをおすすめします。

 

外壁に塗膜を形成することで雨水や湿気から外壁を守り、外壁を定期的に点検できシロアリによる被害を抑えることができるからです。

 

アパートのシロアリ予防ついて気になるのであれば、地元に根付いて営業活動している大規模修繕専門店がおすすめです。

 

疑問や質問などございましたら、『株式会社リペイント匠 大規模修繕事業部(TEL0120-770-760 営業時間8:00~20:00)』までお気軽にお問合せしてください。

 

三重県津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心として、アパートやマンションの大規模修繕専門店として営業しております。

 

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