三重県津市の大規模修繕は「リペイント匠 大規模修繕事業部」へ

マンションの外構工事とは?概要と修繕時期・タイミング、具体的な内容について徹底解説

マンションの管理において重要な要素の一つが外構工事です。

 

外構とは、建物の外周に配置される施設や装置のことを指し、エントランス、駐輪場、駐車場などがこれに該当します。

 

これらはマンションの価値を高めるだけでなく、住民の生活を快適にする役割を果たします。しかし、これらの設備は時間と共に劣化し、定期的な修繕が必要となります。

 

そこでここでは、マンションの外構工事の概要と修繕の時期・タイミング、具体的な内容について、三重県津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市のアパート・マンション大規模修繕専門店が詳しくお伝えしていきます。

 

 

マンションの外構工事とは?概要と修繕時期・タイミングについて

マンション 外構

マンションの維持管理には、建物自体のメンテナンスだけでなく、外構工事も重要な要素となります。

 

外構とは、マンション周辺の施設や設備を指し、これらの定期的な修繕は、マンションの価値を維持し、住民の快適な生活を支えます。

 

ここでは、マンションの外構工事の概要について解説し、それぞれの設備がどのようなタイミングで修繕が必要となるのかについて説明します。

 

マンションの外構とは

マンション 外構

マンションの外構とは、その建物の外側にある施設や設備のことを指します。また「エクステリア」や「ランドスケープ」などと呼ばれることもあります。

 

具体的な個所としては、以下のようなものがあります。

 

  • 駐車場や駐輪場:マンションの住人が自動車や自転車を駐車・駐輪するためのスペース。
  • 庭園や遊具施設:マンションの敷地内にある緑地や花壇、ベンチなどのレクリエーションエリア。
  • 歩道や道路:マンションの敷地内を移動するための道や歩道、階段など。
  • エントランスや門:マンションに入るための出入口、エントランスホール、門など。
  • フェンスや壁:マンションの敷地を囲むフェンスや壁、ゲートなど。

 

これらの外構は、マンションの美観を保つだけでなく、住環境を整え、防犯や防災にも大きな影響を与えます。

 

多くのケースでは、一定期間ごとに行われる大規模修繕工事の対象となります。

 

一般的には10年から15年に一度、建物全体の大規模修繕工事が行われ、その際に外構も含まれます。

 

この修繕工事は、建物の老朽化を防ぎ、住みやすさや安全性を維持するために行われることになります。

 

損傷や劣化した部分を修復したり、新たに設備を追加したり、既存の設備を最新のものに更新したりします。

 

以上のように、マンションの外構は、その建物の価値を高め、住みやすさを向上させる重要な要素なのです。

 

マンション外構の修繕する時期・タイミング

マンション 外構

マンションの外構についての修繕の時期やタイミングは、その部分の劣化状況や材質、使用状況などによります。

 

■アスファルト舗装

車や人々が頻繁に通るため、劣化が早い部分です。亀裂や穴、沈下などが見られたら修繕が必要です。一般的には10年から15年に一度の大規模修繕工事のタイミングで行われます。

 

■共用階段・鉄骨階段

階段の劣化は、滑りやすくなったり、凸凹が出たりすると危険です。目視で異常が見つかった場合や、10年から15年周期の大規模修繕工事の際に調査し、必要に応じて修繕します。

 

■駐輪場

駐輪場は頻繁に自転車で利用され、特に駐輪ラックなどが損傷しやすいです。定期的な点検や10年から15年に一度の大規模修繕工事で修繕を行うことが多いです。

 

■門扉

門扉の劣化は、防犯面で問題を生じさせます。動きが悪くなった、錆びている等の症状が見られた場合や、10年から15年に一度の大規模修繕工事の際に修繕を行います。

 

■排水溝

排水溝は水害を防ぐために重要な部分です。詰まりや流れが悪い、壊れている等の症状が見られた場合や、定期的な清掃と点検を行い、必要に応じて修繕します。

 

■植栽

植栽は季節や病害虫の状況によりますが、通常は定期的な手入れが必要です。大規模な修繕工事の際には、古くなった植物の入れ替えや、新たな植栽の追加が行われることもあります。

 

■アプローチ

アプローチは外構の顔とも言える部分で、見た目の美しさだけでなく、安全性も重視されます。10年から15年に一度の大規模修繕工事の際に、歩道の舗装修繕や照明設備の交換などが行われます。

 

■車庫・駐車場

車庫・駐車場は特に車による擦り傷や衝突による損傷が生じやすいため、見た目の悪化や機能の低下が見られた場合に修繕が必要となります。10年から15年に一度の大規模修繕工事の際に一緒に修繕されることが多いです。

 

これらの外構の修繕時期やタイミングはあくまで一般的なもので、特別な事情や災害などによりそれ以外のタイミングで修繕が必要になることもあります。

 

また、修繕の必要性は専門業者による定期点検などにより決定されることになります。

 

 

マンションの外構工事の具体的な内容

マンション 外構

マンションの住環境を保つためには、それぞれの設備ごとに修繕方に取り組むことが必要になります。

 

それぞれの設備の特性を理解し、適切なメンテナンスと修繕を行うことで、マンションの価値を高め、住民の生活をより快適にすることが可能です。

 

ここでは、具体的な外構設備として、アスファルト舗装、階段、駐輪場、駐車場、門扉について詳しく見ていきます。

 

アスファルト舗装

マンション 外構

アスファルト舗装は、道路や駐車場などの表面を覆う作業で、マンションの外構工事においてもよく行われます。

 

アスファルト舗装は、一定の耐用年数があり、時間と共に劣化してきますので、その修繕方法として主にパッチング、打替え、オーバーレイがあります。

 

■パッチング

アスファルト舗装の中でも最も小規模な修繕方法で、特定の部分だけが劣化した場合に行われます。穴やひび割れ、凹みなどが生じた部分を特定し、その部分だけを新しいアスファルトで補修します。これは、道路全体の劣化が進んでいない場合や、緊急性が求められる場合などに適しています。

 

■打替え

アスファルト舗装が全体的に大きく劣化した場合に行われる方法で、既存のアスファルト舗装を完全に取り除き、新たにアスファルトを敷き直します。これは大がかりな工事となりますが、道路全体を長期間にわたって使えるようにする効果があります。

 

■オーバーレイ

アスファルト舗装の表面がある程度劣化したが、基礎部分がまだ健全な場合に行われます。この方法では、既存のアスファルト舗装の上に新たなアスファルト層を追加します。これにより、道路の寿命を延ばすことができ、費用や時間も抑えられます。

 

これら3つの方法は、それぞれ異なる状況や必要性に応じて選ばれます。

 

階段

マンション 外構

マンションにおける階段は、共用部分の一つであり、住民が各フロア間を移動するための重要な設備です。

 

その修繕や改修は安全性を確保するために極めて重要です。具体的に、共用階段と鉄骨階段について解説します。

 

■共用階段

共用階段はマンションの住民全員が利用する通路であり、非常時には避難経路ともなります。そのため、常に良好な状態を維持することが求められます。

 

共用階段の材質はコンクリートやタイル、鉄骨などさまざまで、それぞれの特性に応じた修繕が必要です。例えば、タイルの階段では、タイルが割れたり浮いたりした場合には速やかな修繕が必要となります。

 

また、手すりの損傷や階段の段差などの安全に影響を及ぼす部分は、定期的に点検し、必要に応じて修繕や改修を行うべきでしょう。

 

■鉄骨階段

鉄骨階段は、その構造上、腐食や錆び、塗装の剥がれなどが主な劣化要因となります。これらが見つかった場合、早急な対応が求められます。錆びはさらなる損傷を招きやすく、また塗装の剥がれは鉄骨階段の寿命を縮める可能性があります。

 

修繕方法としては、錆びを除去した後、防錆塗装を施すのが一般的です。また、階段のステップ部分が劣化している場合、滑り防止材を新たに施したり、ステップそのものを交換したりすることもあります。

 

以上のように、マンションの階段はその機能性と安全性を確保するため、定期的な点検と適切な修繕が不可欠です。

 

駐輪場

マンション 外構

マンションの外構工事における駐輪場は、自転車を安全かつ効率的に保管するための重要な設備です。

 

■塗装の剥がれや錆び

駐輪場の設備の中でも、特に金属製のラックや柵は、外部環境の影響で塗装の剥がれや錆びが生じやすいです。

 

これらが発生した場合、早急に修繕することが望ましいです。塗装の剥がれはさらなる損傷を引き起こし、錆びは構造の強度を低下させる可能性があるからです。

 

一般的な修繕方法としては、剥がれた塗装やサビを除去し、新たに防錆塗装を施すことがあります。

 

■アスファルトやコンクリートでの舗装

駐輪場の床面は、アスファルトやコンクリートなどで舗装されます。これらは耐久性がありますが、時間とともに亀裂や凹みが生じることがあります。

 

特に、自転車の安定した駐輪に影響を及ぼす可能性がある場合、パッチ修繕や部分的な打ち直し、または全面的な舗装の打ち替えが必要となるでしょう。

 

■新たに駐輪場を設置する

新しい駐輪場を設置する際には、必要な設備と広さを計画することが重要です。

 

自転車の種類(一般的な自転車、電動アシスト自転車など)や駐輪台数、駐輪の方法(平置き、二段重ねなど)によって、必要な設備と広さは変わります。

 

これらを踏まえて、駐輪場の設計や維持管理について適切な対策を行うことで、マンションの住民が安全に自転車を利用できる環境を提供することが可能になります。

 

駐車場

マンション 外構

マンションの駐車場は、住民の車両を安全かつ効率的に保管するための重要な施設です。以下に具体的な点について詳しく解説します。

 

■アスファルト舗装補修・ライン引き

アスファルト舗装は時間の経過とともに劣化します。亀裂や穴、凹みなどが見られる場合、それらを修繕することで表面の平滑性を保ち、車両の走行を安全に保つことができます。

 

また、駐車スペースのライン引きは駐車場の効率的な利用や事故防止に大きく影響します。劣化によりラインが見えにくくなった場合には、再塗装することが必要です。

 

■駐車装置

駐車装置とは、車両を駐車するための設備のことを指します。平面駐車場の他、立体駐車場であれば、車両を昇降させるリフトや回転させるターンテーブルなどがこれに該当します。

 

これらの設備は定期的な保守点検が必要で、機能不良や異常音が見つかった場合には即時の修繕が求められます。

 

■昇降装置

立体駐車場では、車両を昇降させる装置が重要な役割を果たします。これらの装置は高負荷となる使用状況のため、頻繁にメンテナンスが必要です。

 

また、昇降装置の故障は大きなトラブルを引き起こす可能性があるため、異常を早急に察知し、修繕することが重要です。

 

■安全装置

駐車場における安全装置は、人々や車両を守るために極めて重要です。定期的に点検し、必要に応じて修繕や交換を行うべきでしょう。

 

門扉

マンション 外構

マンションの門扉は、入退場を管理し、プライバシーやセキュリティを保つための重要な部分です。

 

■門扉の修理

門扉の修理は、その種類や損傷の程度によります。金属製の門扉であれば錆びや歪み、木製の門扉であれば腐食や割れなどが主な修理対象となります。

 

また、門扉の開閉がスムーズに動かない場合も修理が必要となります。修理作業には専門的な知識や技術が求められるため、専門の業者に依頼することが一般的です。

 

■門扉や門柱の交換や設置

門扉や門柱の大幅な損傷、またはデザインや機能の更新を目指す場合、交換や新規設置が行われます。新しい門扉を選ぶ際には、マンションの外観に合わせたデザイン、適切なサイズ、セキュリティ性(錠前等)、耐久性(材質、塗装等)を考慮する必要があります。

 

門柱の交換や設置についても、同様の点を考慮するとともに、基礎の強度や地震対策も重要です。

 

なお、門扉や門柱の交換、新規設置は大規模な工事となる場合があり、その都度、マンションの住民や管理組合の合意を得る必要があります。

 

 

まとめ

マンションの外構工事は、住民の快適な生活とマンション価値の維持に不可欠な要素です。

 

それぞれの外構設備には、アスファルト舗装、階段、駐輪場、駐車場、門扉など、その性質と使用条件に応じた特定の修繕時期と方法があります。

 

劣化のサインを見逃さず、適切なタイミングで修繕を行うことで、外構設備の機能を長期間保つことが可能です。

 

また、新たな設備の設置や既存設備のアップグレードを検討する際も、同様の視点が必要です。

 

マンション管理における外構工事の理解と適切な実施は、住民の満足度を高める大きな一歩となります。

 

マンションの外構工事について健闘しているのであれば、地元に根付いて営業活動している大規模修繕専門店がおすすめです。

 

疑問や質問などございましたら、『株式会社リペイント匠 大規模修繕事業部(TEL0120-770-760 営業時間8:00~20:00)』までお気軽にお問合せしてください。

 

三重県津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心として、アパートやマンションの大規模修繕専門店として営業しております。

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