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アパート屋根の葺き替え工事とは?必要性やメリット・デメリット、手順、日数などについて

「アパートの屋根が雨漏りしてる…」

 

屋根は紫外線や風雨の影響をまともに受ける箇所で、普段から目につかない高さにあるために、修繕の必要性について認識しにくいと言われます。

 

そのため、雨漏りなど不具合によって、ようやく修繕に取り組むことになり、専門業者に相談すると「屋根の葺き替えが必要です」と言われることがあるのです。

 

葺き替えに取り組むと、屋根材を一新できますので、アパートの寿命を伸ばすことができ、さらには資産価値の維持向上にも繋がります。

 

逆に言えば、屋根の不具合によってアパートの資産価値を下げてしまうことにも繋がります。

 

そこでここでは、アパート屋根の葺き替え工事について、さまざまな角度から、三重県津市・松阪市・名張市のアパート・マンション大規模修繕専門店が詳しくお伝えしていきます。

 

 

アパート屋根の葺き替え工事とは

津市 アパート 屋根工事 カバー工法 修繕

屋根の葺き替え工事とは、屋根を新しいものにしてしまうというイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

 

ただ、屋根塗装など他の修繕方法を活用できないのか、もっと費用負担の軽い修繕はできないのかと、お考えの方も少なくないはずです。

 

そこでここでは、屋根の葺き替えとはどのような工事なのか、その必要性なども踏まえて、詳しくご紹介していきましょう。

 

屋根の葺き替え工事とは

津市 アパート 屋根工事 カバー工法 修繕

屋根の葺き替え工事とは、屋根の修繕方法のひとつで、既存の屋根材をすべて撤去して、下地を調整したうえで、丸ごと新しい屋根材にしてしまうといった工事内容となっています。

 

屋根は建物の一番高い位置にあり、普段目に付かないため、どうしても痛みに気づきにくく、雨漏りなどによって修繕の必要性を感じることが少なくありません。

 

屋根の修繕方法にはいくつかの種類があり、

 

  • 屋根塗装
  • 屋根カバー工法
  • 屋根葺き替え

 

の大きく3つの方法があります。

 

屋根塗装や屋根カバー工法では、既存の屋根をそのままで修繕する方法ですが、屋根葺き替えだけはすべて新しいものにしてしまう工事です。

 

そのため、新しい屋根になってアパートの耐久性が高まり、外観イメージも一新できるというメリットがあります。

 

ただ、大がかりな工事になりますので、工期が長くなることや、ほかの修繕方法よりも費用面が高くなりがちです。

 

そのようなことから、ほかの修繕方法は活用できないのか検討し、メリット・デメリット双方のバランスも考えて、適切な工法を選択することになります。

 

屋根の葺き替え工事の必要性

外壁塗装 屋根カバー工事 無機塗料 リペイント匠

上記でもお伝えした通り、屋根の修繕方法には大きく3種類あり、適切な工法を活用して修繕に取り組むことになります。

 

屋根塗装は塗膜の劣化を修繕する方法であり、屋根そのものの損傷が激しいケースや、下地にまで雨水が染み込んでいる状態では、対応することができません。

 

屋根カバー工法は、屋根材の損傷に対して有効な修繕方法ですが、屋根の内部に雨水が染み込んで、雨漏りや腐食が見られている状態では難しいケースもあります。

 

また、瓦屋根のような場合には、その上からカバー工法を施工すると、重量が耐えられなくなってしまい、耐震性に影響を及ぼしてしまうことがあります。

 

屋根の葺き替え工事の場合、屋根材はもちろんのこと、野地板や防水シートといった下地まで一新することになりますから、雨漏りによる損傷が激しいケースにおいても対応可能です。

 

既存の屋根を除去するため、瓦屋根のように重量の重い屋根だとしても、スレート屋根やガルバリウム鋼板など金属屋根に一新することによって屋根が軽くなり、耐震性を高めることができるのです。

 

屋根の葺き替え工事の費用は高い?安くするための考え方

屋根塗装・屋根カバー工法・葺き替えと3種類ある屋根の修繕方法の中で、もっとも費用負担の高いものは『葺き替え』となっています。

 

ちなみに、もっとも費用の安いものは屋根塗装となっています。

 

これは、やはり工事内容の違いが大きいためで、葺き替えは屋根そのものを新しいものにするために、大がかりな工事になるからです。

 

修繕方法の中ではもっとも期間が必要になるもので、廃材の除去や廃棄も必要になるためです。

 

費用をできる限り安く済ませるには、葺き替えが必要にならない状態を維持することが大切です。

 

小まめに屋根塗装に取り組んでいれば、塗膜だけではなく防水効果も発揮しますので、屋根材の耐久性を維持することができます。

 

屋根材に損傷が現れたとしても、早めに修繕に取り組めば、カバー工法を活用でき、費用負担も葺き替えよりも安く済みます。

 

そのようなことから、屋根は目には付きにくい場所ではあるものの、紫外線や風雨などの影響を受けやすいため、意識して劣化具合を把握しておくことが大切です。

 

 

屋根材の種類や選び方

津市 アパート 屋根工事 カバー工法 修繕

屋根の葺き替え工事は、同じ屋根材ではなく、別の種類の屋根材が検討されることも珍しくありません。

 

例えば、瓦屋根の損傷が激しい場合に、重量が軽くて費用の安い、スレート屋根や金属屋根を選択するケースも多いのです。

 

では、屋根材にはどのような種類があるのか、またその選び方について詳しくご紹介していきましょう。

 

屋根材の種類

  • スレート屋根(化粧スレート、天然スレート)
  • 金属屋根(ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、ステンレス)
  • 粘土瓦屋根(釉薬、無釉)
  • セメント瓦屋根(プレスセメント瓦、コンクリート瓦)

 

アパート屋根と言っても、さまざまな種類の屋根材が活用されており、築年数が長いアパートであれば、瓦屋根であるケースが多くみられ、新しいアパートであれば、ガルバリウム鋼板など金属屋根が採用されているケースがみられます。

 

屋根の葺き替えは、新しい屋根に一新することから、同じ屋根材ではなく、違う種類の屋根材に変更することも可能です。

 

例えば、瓦屋根の破損などによって雨漏りしている場合に、葺き替えのタイミングによって、スレート屋根やガルバリウム鋼板など金属屋根を採用する方はとても多いのです。

 

特に瓦屋根は重量が重いため、ガルバリウム鋼板など金属屋根はとても軽いため、耐震性に良い影響を与え、さらには外観を一新できますので、入居率などにも繋がるのです。

 

屋根材の選び方のポイント

  • 価格
  • 耐用年数
  • メリット・デメリット
  • 外観イメージ

 

葺き替えのための屋根材の選び方は、上記4つのポイントを意識しておく必要があります。

 

『価格』については、次の『耐用年数』や『メリット・デメリット』とセットにして、コストパフォーマンスで考えるといいでしょう。

 

例えば、人気の屋根材の中に『スレート屋根』があります。

 

スレート屋根とは、セメント成分に繊維質の材料を混ぜて作られている屋根材を活用したもので、耐火性や断熱性に優れており、軽量で、価格が安価であるために、葺き替えの際に検討されるケースが多くなっています。

 

ただ、耐久性はそれほど高いとは言えず(20年~25年程度)、定期的な塗装によるメンテナンスが必要になります。

 

また、金属屋根の中でもガルバリウム鋼板を採用するケースも増えています。

 

ガルバリウム鋼板とは、耐久性が高い金属屋根で、耐熱性や熱反射に優れており、価格も安価、さらに日本瓦の1/6の軽さもあり、建物の耐震性にも良い影響を与えます。

 

ただ、その反面で、断熱には強くなく、薄いために防音性も低く、錆びを防ぐために定期的に塗装によるメンテナンスが必要になります。

 

『外観イメージ』からも検討するようにしましょう。

 

特に、瓦屋根である場合には意匠性がとても高いため、ガルバリウム鋼板やスレート屋根に葺き替えた場合、大きく外観イメージが変わることになります。

 

 

屋根葺き替え工事のメリット・デメリット

大規模修繕 リペイント匠

冒頭からお伝えしている通り、屋根の葺き替え工事は、既存の屋根材を撤去して一新する改修方法になるため、大がかりな工事になります。

 

そのため、メリットは大きいものの、デメリットも存在します。

 

どのようなメリット・デメリットがあるのかご紹介していきましょう。

 

屋根葺き替え工事のメリット

  • 屋根の機能を取り戻せる
  • 屋根が軽くなり耐震性が高まる
  • 外観イメージを一新できる
  • 入居率や資産価値に良い影響を与える

 

屋根の葺き替え工事では、上記のようなメリットがあります。

 

屋根は暴風雨であっても室内を守ることができますが、損傷して雨漏りするようになれば、その暮らしに悪影響を及ぼします。

 

しかし、葺き替え工事によって屋根を一新すれば、屋根の持っている機能を取り戻せますから、また安心して暮らせるようになります。

 

また、葺き替えする屋根材によっては、大幅に重量を軽くできますから、古いアパートのような場合でも耐震性に良い影響を与えることもできるでしょう。

 

さらに、瓦屋根から金属屋根のように、屋根材を変更すると外観イメージを大きく変えることになり、おしゃれな外観にすることも可能です。

 

そのため、入居率が高まり、資産価値が高まる効果も期待できるのではないでしょうか。

 

屋根葺き替え工事のデメリット

  • 修繕工事の中では費用が高い
  • 大がかりなので工事期間が長くなる

 

屋根の葺き替え工事のデメリットは、3種類ある修繕工事の中でもっとも費用が高くなる傾向にあるということです。

 

費用相場は、アパートの大きさや葺き替えする屋根材の種類にもよるのですが、

 

  • 外壁塗装(シリコン塗料):30万円~60万円程度
  • カバー工法:70万円~130万円程度
  • 葺き替え(スレート屋根):60万円~200万円程度

 

となっています。

 

スレート屋根は比較的、安価であるために安く抑えることができますが、屋根材の種類によっては200万円を超えるような工事費用になるケースもあります。

 

また、屋根を一新するために、それだけ工事期間が長くなり、アパートに入居されている方への負担も大きくなります。

 

屋根塗装なら1週間未満、屋根カバー工法なら1週間程度で完了するケースもありますが、葺き替え工事の場合では2週間程度、あるいはそれ以上になるケースも珍しくありません。

 

 

屋根葺き替え工事の手順と日数

大規模修繕工事の外壁塗装

①足場の設置(1日)

②屋根の除去(1日~2日)

③下地調整(1日)

④野地板の増し張り、もしくは張り直し(1日)

⑤防水シートを張る(1日)

⑥屋根を張る(5日~7日)

⑦雨樋の設置(1日)

⑧足場の解体(1日)

 

屋根葺き替え工事の手順と、工事にかかる日数については上記の通りとなっています。

 

足場の設置からスタートし、工事完了後には足場を解体することになりますが、おのおので1日ずつ必要になります。

 

足場の組み立てが終わると、まず屋根を解体し撤去していくことになります。

 

解体した屋根は、その都度、地上に下ろさねばならないため、場合によっては1日で完了できずに2日程度が必要になることもあります。

 

屋根が撤去できると下地調整を行い、屋根の歪みを調整していきます。

 

さらに屋根を構造的に支えるための野地板を増し張りすることになります。

 

野地板の損傷が激しい場合には、張り直しされるケースもあります。

 

野地板に防水シートを張り、いよいよ屋根材を張っていきます。

 

屋根材の設置が完了すれば、雨水を効率よく流していくための雨樋を設置し、足場を解体していきます。

 

 

まとめ

アパート屋根の葺き替え工事について、必要性や費用対効果、屋根材の種類、選び方、メリット・デメリットなど、さまざまな角度からお伝えしました。

 

屋根は、自然の影響をもっとも受ける箇所であるものの、意識して劣化状況を確認していないことから、雨漏りが生じてはじめて修繕に取り組まれるケースも少なくありません。

 

屋根材の損傷が進行していて、下地にまで雨水が侵入しているようなケースでは、葺き替え工事が選択されることも多いのです。

 

葺き替えに取り組んでおけば、屋根材を一新できますので、アパートの寿命を伸ばすことができ、さらには資産価値の維持向上にも繋がります。

 

また、劣化や損傷の状況を早めに掴んでおけば、屋根塗装やカバー工法で対処できるケースも多いため、意識して確認しておくことが大切です。

 

そのため、屋根の状態を確認するために適切な診断を行い、必要な修繕やメンテナンスに取り組むことが重要です。

 

アパート屋根修理や大規模修繕工事についてお悩みであれば、地元に根付いて営業活動している大規模修繕専門店に相談しながら決めていくようにしましょう。

 

疑問や質問などございましたら、『株式会社リペイント匠 大規模修繕事業部(TEL0120-770-760 営業時間8:00~20:00)』までお気軽にお問合せしてください。

 

三重県津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心として、アパートやマンションの大規模修繕専門店として営業しております。

 

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